大田区久が原にある高級角食三日月村井様の和風にアレンジされた店舗に植栽をさせて頂いております。前回は7月8日に植栽を行い1カ月が過ぎました。店舗と言う性質上常に花を咲かせ美しく維持する事が求められるため、色々と工夫をしながら植栽施工を楽しんでおります。

8月2日午前9時半頃の景色
今年は梅雨も長く気温も低めを維持してきたこともあって、1カ月近く過ぎてもまだ最後の花を咲かせてくれていました。酷暑が予想される8月の植栽をどのようにまとめるか、色々とやりたいことがある中で悩んでおりましたが、やはり和風と言うイメージを大切に、お盆の季節らしくまとめてみようと思いデザインしてみました。

8月2日午前9時半頃の景色
先月、鉢に植え替えておいた茶碗バスの5鉢の中から一番状態の良い個体を選んでメインに据えてみました。水切れの心配も少なく涼しげな水面を小さいながらに演出してみたくて、色々と試行錯誤しましたが・・・。夏休みですので、子供たちの楽しみの素も少し加えてみたいと考え、鉢の中には錦メダカを少し泳がせて動きを持たせる等、ひと工夫してみました。

8月2日午前9時半頃の景色
8月は暑さで花の進みも早そうなのでいつも以上に硬めの蕾の物を選び植える工夫もしました。1カ月の期間を乗り越える算段ですがどうなるでしょうか・・・。植え付け時は少し寂しいですが、1週間後の本日、最初の蓮の蕾が開花しました。開花が今日だと勝手に思い込み見てまいりましたがドンピシャでした♪

8月9日午前9時半頃の景色
予想通りに茶碗バスが開花していて嬉しいですね。1輪の花の寿命は4日程と短いので、良いタイミングで見れた事は喜びです。周囲の野草(ユウガギク、オミナエシ、ミソハギ、ギボウシ・水戸の花、ヒヨドリバナ、ホトトギス桃花、シュウカイドウ白花、カワラナデシコ等)咲き始めました♪

8月9日午前9時半頃の景色
茶碗バスには色々な品種がありますが、この茶碗バスの品種名は無く実生なのだそうです。品種物も用意しておりましたが花立ちが悪く、今回は花立の良かったこの個体を導入しました。一重の蓮らしい花を入れたいなと考えておりましたが、ふくよかな蕾だったので八重咲かなと期待薄で使用したものの咲いてみたら一重の良い花が咲いてくれました。

8月9日午前9時半頃の景色
とても良い花だな~と自画自賛しながら見とれてしまいました。個体名を考えようかな~♪

8月9日午前9時半頃の景色
横からもう一枚!!
茶碗バスはとても小さく7号鉢程度の穴無しビニールポットでも2,3輪は咲くほどコンパクトで小スペースでも十分に楽しめるのが良いですね。そして足元の水辺にメダカを放せばさらに楽しさも広がります。スイレンも魅力ですが、スイレンは葉が水面近くにまとまるので小さな器では水面が見えなくなってしまい水辺のイメージが薄れます、蓮の場合は葉柄が長く立ち上がるので、初期的に出る浮き葉を除去すれば水面が楽しめますので、小さな水辺の見せ方には蓮が良いかなと感じます。熱帯スイレン等も小型で葉が水面から立ち上がる種は使い方次第では楽しめますね・・・。
小さな水辺のある暮らしは如何でしょうか?

8月9日午前9時半頃の景色
私が3年ほど飼育繁殖を続ける錦メダカを放してみました。10号弱の鉢ですが十分に楽しめますね。この時期の蒸散は激しいので油断をすると水面が下がりメダカも干上がってしまいますので、水やりの折に水道水ですが減った分ジョロで足してもらっています。少量の水道水であれば既存の水が中和してしまうので問題は起きたことが無いのですが、心配な場合は日向水等のカルキを飛ばした水が安心ですね。

8月9日午前9時半頃の景色
まだ今月も残り3週間ありますので酷暑に植物達が耐えてくれるかなど心配は色々とありますが、頑張って咲ききって欲しいな・・・。2つ目の蓮の蕾も成長して、お盆の時期を演出してくれるのではないかと期待しています。

久我原 高級角食三日月 村井 様の 高級角食三日月
こちらは久我原高級角食村井様の焼き上げた、クロワッサン(三日月)生地で焼いた食パン(角食)型のパンになります。無添加の厳選された材料で、店主の村井様自ら毎日練り上げ焼き上げたパンを販売しております。容量は2斤分で風呂敷に包まれ、そのままお使い物にもなり重宝します。このパンはそのままでもしっとりモチモチなクロワッサンのような食パンですが、厚さ3センチ程度に厚切りして、こんがり焼き上げるとバターの風味が増し、至福の時間を過ごす事が出来ます。ご予算は税別千円。食パンと考えてしまうと高いと思われるかもしれませんが、クロワッサンが何個入っているのだろうと考えて下さい。しかも国産の厳選された拘りの一品です!!ぜひ大田区久が原界隈を散策する折は求めてその味を確認してみてください。友人、知人に食べさせたくなる美味しさです♪
現在お盆シーズン他、需要が伸びているようで午前中で完売は当たり前となってまいりました。前日にご予約をしてから伺うのが安心です。
「久我原 高級角食三日月 村井」ホームページ https://kakusyokumikazuki-murai.jp/