アジサイは挿し木で簡単に増やせます
空中湿度が高くなるこの季節、好みのアジサイを増やしてみませんか?アジサイは挿し木で簡単に増やす事が出来ます。
まだ花の咲いている季節は、花の無い今期伸びた若枝を挿します。アジサイの花が終わり、剪定作業で出た枝も挿してみるのも良いでしょう。
アジサイを挿す前に下準備をします。まず、充実した(葉がしっかりと展開して固まっているもの)葉のある節を2、3節使います。
葉は水分が蒸散して萎れる原因になるので、その量を減らす意味で、ある程度切り落とします。私の場合は上段の葉を7割ほど落とし使っています。切り終えたらしばらく水にさして水あげさせましょう。
挿し穂の準備が整ったら挿し床を用意します。基本的には挿し木で代表的な鹿沼土単用か、赤玉土単用が一般的です。土中の細菌などが少なく、挿し穂がカビたり腐るリスクを減らす意味があります。
挿すときは棒などで下穴をあけ、全体の3分の1から半分くらいが土に刺さるようにします。節間の長い大型種は大きめの鉢(7号~8号鉢)が良いでしょう。
挿し終えたらたっぷりと水やりをして、空中湿度の高そうな木陰か、ベランダなどでは、明るい日陰に置きます。乾燥が心配な場合は、透明のビニール袋などを被せ保湿するのも一案です。
アジサイは、庭土に直接挿し木しても根付くものもあるくらい丈夫な植物です。失敗しにくいアジサイの挿し木。この時期ぜひ試して見て下さい♪